2020-01-01から1年間の記事一覧
雨上がって晴れ渡り、空気は澄んで南山見える。柳の白い綿毛が飛ぶこともなくひまわりの花が太陽に傾くばかり。 絵日記のようなこの詩
年老いた漁師がひとり。西の岩のもとに舟を停めて夜をすごす。夜明けに、清らかな湘江の水を汲み、楚竹を燃やして朝餉のしたくをする。 詩面上クリックで 再生画面に移りロケットボタンを押します。
誰の家からか、笛の音が、春の夜の闇に聞こえてくる。その笛の音が、春風に乗って、洛陽の町に満ちるように響き渡っている。この夜、笛が奏でる曲中に「折楊柳」の一曲を聞いた。この曲を耳にして、故郷を思う気持ちを起こさない者など、ありはしない。 詩面…
こいんくんを たづぬ こうけい 水をわたり また水を わたり花をみ また 花をみる 覚えず君が家に到る 今年のさくらは、よいさくら 胡には、「胡瓜」、「胡弓」、「胡姫」のように、異民族由来のものである事を示す用法があり、「あごひげ」が長い人の意もあ…
曹植は兄の曹丕から七歩 あるく間に詩を一首つくれと命じられ作ったのがこの歌だと言われています。実はその前にもう一首作っていたそうですが、其の話はまた次に機会に。
桃の木はわかわかしく、その花はあかあかと輝く。この子がこうして嫁いでゆけば、家庭はきっとうまくゆく。
今夜鄜州(ふしゅう)の月閨中(けいちゅう)只独り看るならん遥かに憐あはれむ小児女(しょうじじょ)の
春暁 孟浩然 (689-740)盛唐時代の代表的詩人偶成 朱熹 (1130~1200。南宋の儒学者。勧酒 于武陵 (810 - ?)は、中国・唐の詩人。対酒 白楽天 (772~846) 中唐の詩人。春夜 蘇軾 (1036~1101)北宋の詩人、文章家。蘇東坡とも云う。 画…
劉希夷(りゅうきい) 西暦 651-679。 字は庭芝。一説に名は庭芝、字は希夷。 琵琶の名手で美男の誉れ高かった が、素行が悪く、675年進士となるが終生官位につけなかったとか。 石井俊雄氏 のサイト左大臣光永氏 のサイト を参照しました。 「代…
瘋癲爺 拙痴无の戯言・放言・歯軋り より 屈原の離騒 を参照させていただきました。 四匹の竜に曳かせ鳳を車として、風に乗って空に舞い上がり、 香草や、霊鳥や、自然の神々がつぎつぎにあらわれる屈原のこの詩を読んだ時 これらの壮大なイメ-ジに圧倒され…
私は尋ねる。「ちょっと君、居酒屋はどこだい」牛飼いの少年は、はるか先の杏の花咲く村を指差した。
表示中の漢詩コンテンツは、私が漢詩を勉強し鑑賞し暗唱できるようにまとめたものです。スライド形式で表示されるので、本を読むように自分のペ-スでペ-ジを繰る事ができます。 音読される本文のほかに、➀読上文②解説文③翻訳・英語④他の言語等を最下行に選…